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保健室での目覚め



 みなさんご無沙汰しております。
 アガルタをメルトと駆け抜けたハムマリです。
 まずは大分開いてしまったMelty Heartのコーナーから!





 瞼が重い。いや、瞼だけではない。体中が酷く重い。起き上がるどころか、指先1つだって動かせやしない。

『センパイ。起きてください、センパイ!』

 だというのに、自分を呼ぶ声がする。わたしはこんなにも眠いのに。まだ眠い、とても眠い。だから、せめてあと5分……。あと5分だけ休んだら起きるから、もう少しだけ寝かせてほしい。

『そんなこと言わないで早く起きてくださーい!もうっ、起きないんだったら、こっちにも考えがあります!』

 ほほう、考えとはなんだろう。たとえバーサーカーの大暴れでも今のわたしを起こすことはできないはず。余程すごい手段でなければ私は起こせない……。

『それはですね、センパイの大好きな……』

 なんだろう、嫌な予感がする。八割がた眠っていた頭が徐徐にはっきりし始めるとともに、頭の片隅で警鐘が鳴り始めた。もうすぐに起きた方がいいと頭では理解した。でも、ここで起きるわけにはいかない。なぜなら、起きたら負けな気がするから。

『こちょこちょです!』
「ふにゃああぁぁ!?起きる!起きますから!」
「み、水無瀬先輩!?」

 先ほどの決意はどこかに投げ捨て、バーサーカーの鎖のごとき速度で起き上がる。前回のBBチャンネルで受けた苦しみを思えば、すぐにここから逃げだしたいとまで思うほどだ。しかし、白い保健室のベッドで目覚めたわたしを待っていたのは真っ黒デビルな後輩ではなく……。

「あれ、桜?」
「良かったぁ。水無瀬先輩、無事に目を覚ましたんですね!大丈夫ですか?ご自分の名前は言えますか?」
「フランシスコザビ……」
「大丈夫みたいですね!」

 くっ、今回も言い切らせてもらえなかった。流石は上級健康管理AIの桜だ。ふざけようとした空気を一目で見破られてしまったらしい。そうこうしながら保健室の風景を見回しているうちに、自分がどうしてこんな有様なのかを思い出した。

「わたし、魔力切れで動けなくなって……それから……」
「お、思い出さない方がいいと思います!」

 わたしを気遣って桜が言葉を遮るが、時すでに遅し。わたしの頭にBBによって弄ばれた記憶が鮮明によみがえる。

「ごめん、桜。全部思い出した……」
「ええっと、気にしないでください!あんなことされたら誰だってああなってしまいますから!」
「へ?」

 なぜだか、桜のフォローに微かな違和感を感じた。確か、BBと自分のやりとりの間、わたしの近くにいたのはバーサーカーだけのはず。どうして桜が知っているのか。

「水無瀬先輩、その……言いにくいんですが……BBチャンネルは旧校舎の全員が強制視聴させられるので……」
「あ……」

  羞恥心で体温が上がって顔が真っ赤になっているのが自分でもよく分かる。というか、あんな痴態を全校生中継だなんて、ラニの迷宮なみの恥ずかしさだ。

「わぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーー!」
「み、水無瀬先輩!?」

 気が付くと、脚が自然と動き出していた。今は誰にも会いたくない。特にアカイアクマとか、購買店員とか。廊下を走り、走り、走り、たどり着いたマイルーム。
 この後、気分が落ち着くまでわたしは籠城を決め込むのだった。






 いかがでしたでしょう。
 今回もだいぶ短めになってしまいましたが、リアルとの兼ね合いにつき、ご容赦ください!
 続いては告知のコーナーです!

・Bloody Mary

 7月に入り、アンリミ作品の各自公開が解禁されました。
 ですので、拙作『Bloody Mary』も渋とブログで公開しようと思うのですが、少しだけ加筆修正を加えてからの再公開となる予定です。
 アンリミで読んでくださった方もそうでない方もお楽しみに!

 では、本日はここまで!
 次回の更新まで熾天の玉座にておまちください!
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